非接触式体温計FLIRSTP-300Nの記事が日本経済新聞2020年10月29日の朝刊で紹介されました。
セイコーホールディングス(HD)は、非接触式の体温計の月間生産能力を2021年3月までに現状の4倍の2万個に増やす。時計の生産子会社の設備を増強し、人手は工場内で融通するなどして対応する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、体に触れずに計測できる非接触式の体温計の需要が高まっている。時計以外の事業の多角化にもつなげたい考えだ。医療機器の企画設計を手がけるアドバンスドメディカル(山梨県上野原市)の委託を受け、9月から盛岡セイコー工業(岩手県雫岩町)で非接触体温計の生産を始めた。足元では月産5000個を作っており、順次生産能力を高める。工場内に体温計用のスペースを設置し、時計の駆動部の生産を手掛けている従業員などが担当する。時計の時間のズレをなくす品質管理のノウハウを生かす。温度や湿度などのデータをもとに一つずつ検査し、実際の体温とのズレを0.2度以内に抑えているという。販売は医療機器販売のフィンガルリンク(東京・台東)が担う。(日本経済新聞朝刊 2020/10/29)
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